異常系

 

システム開発にあたっては、通常ユーザ企業もシステム開発側もほとんど「正常系」にしか目を向けません。

 

1,000回に1回しか起こらないような「異常」をユーザは軽く考えがちです。あるいはほとんど意識にありません。

 

ところがこうした「異常系」がシステムに与える影響は往々にして甚大です。

 

事象の発生頻度と開発工数の負荷具合とは同じレベルで考えられないのです。

 

見積金額やスケジュールがずれる原因のひとつがここにあります。